コウ ショウジマ

浜松篠原新たまねぎ農家。安心して使ってもらえる野菜作りと農業者を増やす農業者を目指しています。

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プロ向け

今日は、磐田市の農健さんで開催された、
ガッテン農法三浦先生の、
「プロ向け」自然農法セミナーに参加しました。

私は今、完全慣行農法ですが、
農薬や化成肥料を使わない栽培技術が
今後必要になると確信しています。

しかし、「自然農法」となると、
世の中に出回っている情報のほとんどが家庭菜園向けに書かれていて、
生業として取り組む「自然農法」について、
学べる機会はほとんどありません。

なので、このような技術を学べる機会があれば、
勉強しに行こうと考えています。

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ところで、私は今日、三浦先生と初めてお会いしました。

これまでは、先生の書かれた本を読んだり、
Facebookでフォローしたりして、
先生の発信する情報には接していました。

実際にお会いすると、
Facebookのゆる〜い、ふわっとした感じとは違って、
(私が勝手に文章からそう感じていただけですが)
どんな質問にも的確にズバズバ答える、
頼れる先生でした。

また、参加者のことをよくご存知で、
「先生、トマトが〜」
と質問すると
「ハウスだったよね、、それなら・・・」
という感じで、
一度先生にお話ししたことは、全て頭に入っているようでした。

今回の「プロ向け」のエッセンスは
先生がおっしゃった、
「どうやったら効率よく水分を保って、空気を保って、窒素固定できるか?」
という言葉です。

例えば、広大な面積をこなすには、どうしてもトラクタが必要です。
そうすると耕盤ができる。

普通に自然農法の本を読むと、
「トラクタなんかいらない、草が畑を耕す」
みたいなことが書いてあります。

しかし、今回の答えはそうではなくて、
「耕盤を作ってもいい(しょうがない)、
その代わりに通路などで緑肥を使って、
作物を栽培しながら
耕盤を抜くようにする。」
ということです。

これをやると、通路を使って、
 降った水を下に流す
 地下から水を呼び込む
 空気を供給する
 緑肥で窒素固定する
ということができるようになります。

あと、自然農法というと、
草を生やすというイメージがありますが、
今日の実習では、草を生やすとは全く別の、
草をコントロールすることをやってきました。

具体的には、本葉が生える前の雑草を削り、
野生化したイタリアンライスグラスを抜き取り、
畑を綺麗にしました。

なので、
自然農法は草を生やす農法というのは、
間違った認識だったと思いました。

今回お話しされた様々な技術は、
三浦先生の書籍
三浦伸章 ガッテン農法

に書かれていますので、
こちらを参考にされると良いと思います。

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